合格基準はどの程度?
短答式試験の合格基準は総点数の70%を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率で合格となります。 また、論文式試験の合格基準は52 %の得点比率を基準とします。 ただし、公認会計士試験は受験者のうち上位の一定割合が合格するという相対評価の試験であるため、基準値を満たしていても合格できない場合があるので注意が必要です。 公認会計士試験の合格基準...
View Article財務会計論の特徴
公認会計士試験の必須科目で、最も重要である科目である財務会計論は、主に簿記と財務諸表論が出題されます。 簿記は貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を作成し、財務諸表論は、財務諸表の作成方法の理論的背景が出題される傾向にあります。 また財務会計論は短答式試験、論文式試験両方で出題され、論文式試験では、管理会計論と一緒に会計学として出題されます。 財務会計論とは...
View Article管理会計論の特徴
公認会計士試験の必須科目である管理会計論は、主に原価計算と管理会計が出題されます。 管理会計論は短答式試験、論文式試験両方で出題され、論文式試験では、財務会計論と一緒に会計学として出題されます。 管理会計論とは 管理会計論は原価計算、企業等の内部の経営者の意思決定及び業績管理に役立つ情報を提供することを目的とする会計の理論です。 財務会計論と共に企業会計の一種として扱われています。...
View Article監査論の特徴
公認会計士試験の必須科目である監査論では、公認会計士の独占業務である会計監査に関する学問で、財務諸表監査を中心に、理論、制度、実務の分野が含まれています。 また、中間財務諸表監査、四半期財務諸表監査、四半期レビュー、内部統制報告書監査、保証業務も含まれます。 なお、監査論は短答式試験、論文式試験両方で出題される科目です。 監査論とは...
View Article企業法の特徴
公認会計士試験の必須科目である企業法は、会社法、商法、金融商品取引法などが出題範囲となっています。 また企業法は短答式試験、論文式試験両方で出題される科目です。 企業法とは 「企業法」という法律は存在せず、実際は会社法を中心に商法や金融商品取引などを含めた企業を取り巻く様々な法律について問う科目となります。...
View Article租税法の特徴
公認会計士試験の必須科目である租税法は、法人税法を中心とし、所得税法、消費税法などの租税実体法が出題されます。 また、租税法総論も範囲内にあります。 なお、この租税法は論文式試験のみで出題される科目です。 租税法とは 租税法は租税に関する法の総称であり、納税義務,租税の賦課・徴収などを規定していますが単独の法律が存在する訳ではありません。...
View Article経営学の特徴
公認会計士試験の選択科目である経営学は、経営管理、財務管理が出題されます。 論文式試験の選択科目ですので、自信がなければ必ずしも選択する必要はありません。 しかし、学習時間が少ないという点で、選択科目の中で一番選択している受験生が多い科目であります。 経営学とは 経営学とは企業及び企業経営のあり方を研究する学問です。...
View Article経済学の特徴
公認会計士試験の選択科目である経済学は、大きく別けてミクロ経済学とマクロ経済学が出題されます。 問題のほぼ全てが計算問題なので、経済学を大学で習っていたか、数学が得意でないと苦戦は必至です。 なお、経済学は論文式試験のみで出題される選択科目なので、数学が苦手であるならば選択しないのも一つの手段です。 経済学とは...
View Article民法の特徴
公認会計士試験の選択科目である民法は、財産法、関連する特別法が出題されます。 財産法及び関連する特別法学習に出題範囲が絞られているとはいえ、勉強すべき範囲が非常に広くボリュームも多い事が特徴です。 論文式試験のみで出題される選択科目であるので、法学部出身者で既にある程度の知識を持っている受験生以外は避けたほうが良いとされています。...
View Article統計学の特徴
公認会計士試験の選択科目である統計学は、記述統計とデータ解析、確率、推測統計、相関・回帰分析の基礎が出題されます。 2006年から新しく導入された科目であり、数学的要素が非常に強い科目です。 統計学とは 統計学は、経験的に得られたバラツキのあるデータから、応用数学の手法を用いて数値上の性質や規則性あるいは不規則性を見いだす学問です。...
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